コロナの事情で、長らく海外出張する機会がなくなってしまった。シンガポールに行ったのが、最後になっているが、あの時もまだコロナの名残りで、入国には苦労した。しかし、アクチュアリーの国際化は確実に進行している。
最近、バミューダが再保険市場で話題になっている。
今回の動画では、「日本と世界をつなぐ特別な転職案件」をご紹介します。
舞台は “東京” と “バミューダ”。国際的にキャリアを積みたいアクチュアリーの方に、見逃せないチャンスです。数多くの再保険会社が、現地にアクチュアリーを派遣・駐在させています。アセットインセンティブ再保険などとも呼ばれる。
動画視聴は以下より
https://youtu.be/X23X6YZAxaQ?si=Pbg_s3NBuhGbojQU
バミューダとは?
大西洋に浮かぶイギリスの海外領土
国際金融都市として世界の保険・再保険市場が集積
美しい海とリゾート地としての魅力
2つの募集ポジション
東京勤務(上海出張の機会あり)
バミューダ駐在(国際業務を直接担当)
対象:20代後半〜30代、アクチュアリー計算業務の実務経験を持つ方
応募条件
保険/再保険業界での3〜5年以上の経験
日本アクチュアリー会 準会員または正会員
プライシング経験があれば尚可
日本語ネイティブ、英語ビジネスレベル
幹部層との円滑なコミュニケーション力
海外出張が可能であること
キャリアの魅力
東京 × バミューダという国際舞台で経験を積める
世界の再保険市場の中心地でスキルアップ
応募・お問い合わせ
興味をお持ちの方は、まずはお気軽にご連絡ください。
「条件に合うか不安」という方も、キャリア相談としてご利用いただけます。
詳細は下記リンクからお問い合わせください。
https://career.yoshidaand.net/contact/
アクチュアリーとして次のステージへ。
この貴重なチャンスをぜひ逃さず、ご応募をお待ちしています。
1. レガシー契約処理プレイヤー
多くの保険会社が過去に発行した年金・生命保険・可変年金契約(legacy
blocks)を買収・再保険化することで、資金の最適化やバランスシートの整理を支援する。 Fortitude はこうした“重荷(legacy)”を扱う再保険会社というポジションが明確。 
2. 複数ドミサイル戦略
バミューダ拠点(FRL/FIRL)を基軸としつつ、米国(アリゾナ州子会社など)にも事業展開しており、米国クレジット / 再保険市場との接続性を持つ。 
3. 資本力・投資家バック
Carlyle や
T&D といった大手資本を後ろ盾に持つことで、資本注入・拡大余力、信頼性を確保。 
4. 多様な保険ライン(Life
& P&C 混合型)
単一ラインに偏らず、生命・年金・損害保険(主にレガシー債務や保険責任処理)を扱うため、ポートフォリオ分散性を持つ。これはバミューダ市場でも比較的異なるモデル。 
5. リスク管理体制・ガバナンス整備
FCR 報告によると、内部統制、リスク管理、ストレステスト、委員会制度、適格性基準 (“Fit & Proper”) 等を導入しており、ガバナンスを重視。 
課題・留意点
1. 再保険・生命契約の長期間責任
年金・生命再保険は責任期間が長く、金利変動や市場リスクの影響を受けやすい。特に長期金利環境変化、利鞘低下に対する耐性が重要。
2. 統合・買収リスク
レガシー契約取得や買収を重ねると、過去契約内容や保険約款、会計処理整合性、リスク評価の違いが複雑になる。
3. 規制リスク
各国再保険法規・税務制度、バミューダ当局および米国州ごとの再保険承認ルール、指定担保要件 (collateral) 規制など対応が必要。
4. 資本充足性・信用評価
大型契約を取得するには十分な資本と信用格付けが必要。外部環境悪化下ではストレスがかかる可能性。
5. 競合・差別化
Legacy business を扱う再保険会社は他にも存在。市場での差別化(顧客サービス・スピード・取引構造の柔軟性)がカギ。